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Text File  |  1997-10-14  |  10KB  |  143 lines

  1. ð 
  2.  
  3. ドライブ設定 1.3.1 について
  4.  
  5. この書類はドライブ設定バージョン 1.3.1 について重要な情報を記載しています。
  6.  
  7.  ドライブ設定は、お使いのコンピュータでハードディスクを使用するために必要なソフトウェアをハードディスクにインストールします(このソフトウェアをデバイスドライバと言い、通常見ることはできません)。ドライブ設定 1.3.1 は、ごく稀に発生するハードディスク上のファイルが消えたり、ハードディスクからコンピュータが起動できなくなる問題を解決するために、このデバイスドライバをアップデートします(コンピュータが起動できない場合、画面に“?”マークが点滅します)。
  8.  
  9. 重要:お使いのコンピュータがハードディスクから起動できない場合、システムソフトウェア CD を使ってコンピュータを起動することができます。このときシステムソフトウェア CD から起動すると、Finder の起動直後にハードディスクを初期化するかどうか確認するためのダイアログがあらわれることがあります。このとき絶対にディスクを初期化しないでください。詳しくは、この書類の“問題のあるディスクを復元する”の項目をご覧ください。
  10.  
  11.  このアップデートは ATA(IDE)ハードディスクを内蔵している Apple 社製コンピュータにのみ必要となります。以下に記載のコンピュータをお使いで、バージョン 7.6.1 または 8.0 のシステムソフトウェアをインストールしている場合、ドライブ設定 1.3.1 を使って直ちにハードディスクをアップデートしてください:
  12.  
  13. ・ Macintosh Performa 5410、5420、5430、5440
  14. ・ Macintosh Performa 6410、6420
  15. ・ Power Macintosh 5500/225
  16. ・ Power Macintosh 6300/160
  17. ・ twentieth anniversary Macintosh
  18.  
  19. 注意:お使いのコンピュータの機種を確認するには、コンピュータに付属のマニュアルや小冊子の“技術情報”をご覧ください。
  20.  
  21.  お使いのハードディスクをアップデートするには、この書類の“ドライブ設定 1.3.1 を使ってハードディスクをアップデートする”の項目をご覧ください。ハードディスク上の情報が消える問題を起こさず確実にアップデートするために Disk First Aid アプリケーションも必ずお使いください。
  22.  
  23. 重要:バージョン 7.6.1 または 8.0 のシステムソフトウェアをインストールする場合、インストール後に必ずドライブ設定 1.3.1 を使ってハードディスクをアップデートしなおしてください。
  24.  
  25. 注意:ATA(IDE)ハードディスク内蔵のコンピュータでドライブ設定 1.3.1 を使用すると、バージョン 3.07 の ATA(IDE)デバイスドライバがインストールされます。ハードディスクにインストールされたデバイスドライバを確認するには、Finder でハードディスクのアイコンを選び、ファイルメニューから“情報を見る”を選びます。情報ウインドウ内の“場所”欄に表示される情報の括弧内にバージョンが表示されます。
  26.  
  27.  
  28. 必要なシステム
  29.  
  30.  ドライブ設定 1.3.1 を使用するには、バージョン 7.5 またはそれ以降のシステムソフトウェアが必要です。
  31.  
  32. Apple 社は以下に述べるコンピュータ上でドライブ設定 1.3.1 を使うことをお薦めします:
  33.  
  34. ・ PowerPC プロセッサを搭載した Macintosh コンピュータ(Performa および PowerBook も含みます)
  35.  
  36. ・ 68040 および 68LC040 プロセッサを搭載した Macintosh コンピュータ
  37.  
  38. Macintosh Processor アップグレードカードを使ってアップデートしたコンピュータをお使いの場合は、ドライブ設定 1.3.1 を使う必要はありません。Macintosh 630 シリーズコンピュータに アップグレードカードをインストールしてお使いの場合は、ドライブ設定を使用する前に“601 プロセッサ・アップグレード”コントロールパネルでカードの使用を停止してください。ハードディスクをアップデートした後、改めてカードを使用してください。
  39.  
  40. PowerBook 150 のアップデートにドライブ設定 1.3.1 は使用できません。
  41.  
  42.  
  43. ドライブ設定 1.3.1 を使ってハードディスクをアップデートする
  44.  
  45.  このセクションは、ドライブ設定 1.3.1 を使ってハードディスクをアップデートするための方法について説明します。ドライブ設定 1.3.1 ディスクを入手するか、または Apple 社の Web サイトから新しいドライブ設定 をダウンロードしてください。
  46.  
  47. ハードディスクをアップデートするには、以下のステップに従ってください:
  48.  
  49. 1. ハードディスクの内容を別のディスクにバックアップします。
  50.  
  51. 重要:ドライブ設定を使ってハードディスクをアップデートする前に、ハードディスクの内容をコピーしておくことをお薦めします。
  52.  
  53. 2. CD-ROM ドライブにシステムソフトウェア CD を挿入して、CD からコンピュータを再起動します。
  54.  
  55. システムソフトウェア CD を使ってコンピュータを起動する方法については、コンピュータに付属のマニュアル、あるいは Mac OS 製品パッケージに付属のインストールマニュアルをご覧ください。
  56.  
  57. 3. CD 上の“ユーティリティ”フォルダ内にある Disk First Aid を開きます。
  58.  
  59. 4. ハードディスクを選び、“修復”をクリックします。
  60.  
  61. Disk First Aid はハードディスクを検証して、問題が見つかったときにそれを修復します。Disk First Aid については、コンピュータに付属のマニュアル、あるいは Mac OS 製品パッケージに付属のインストールマニュアルをご覧ください。
  62.  
  63. 5. 検証が完了したら、Disk First Aid を終了します。
  64.  
  65. 6. 次に新しく入手したドライブ設定を使用します。
  66.  
  67. 7. ドライブ設定 1.3.1 を開きます。
  68.  
  69. 警告:ドライブ設定を開いたとき、絶対に“初期化”ボタンをクリックしないでください。初期化するとハードディスク内のすべての情報が消えてしまいます。
  70.  
  71. 8. “ドライブの一覧”リストからハードディスクを選びます。
  72.  
  73. 9. ファンクションメニューから“ドライバの更新”を選びます。
  74.  
  75. 重要:“ドライバの更新”が選択できない場合、ハードディスクがセキュリティソフトウェアによって保護されている可能性があります。保護を解除する方法については、セキュリティソフトウェアに付属のマニュアルをご覧ください。
  76.  
  77. 10. コンピュータを再起動する必要がある旨のメッセージがあらわれたら、“OK”をクリックします。
  78.  
  79. 11. ダイアログの下の方に“ドライバの更新が完了しました。”というメッセージが表示されたら、ドライブ設定を終了します。
  80.  
  81. 12. Finder の特別メニューから“システム終了”を選び、いったんコンピュータを終了させてください。
  82.  
  83. 問題が起きたり、ドライブ設定がディスクのアップデートに失敗した場合は、コンピュータに付属のマニュアルのトラブルシューティングの章をご覧ください。
  84.  
  85. 重要:お使いのコンピュータは、ハードディスクにバージョン 1.3.1 以前のドライブ設定がインストールされて出荷されている可能性があります。ハードディスク上のバージョン 1.3.1 以前のドライブ設定をゴミ箱にドラッグして、ドライブ設定 1.3.1 はフロッピーディスクにコピーしておくことをお勧めします。
  86.  
  87.  
  88. 問題のあるディスクを復元する
  89.  
  90.  システムソフトウェア CD を使ってコンピュータを起動した場合、Finder 起動直後にハードディスクを初期化するか確認するためのダイアログが表示されることがあります。ここで絶対に“初期化”ボタンをクリックしないでください。Disk First Aid やサードパーティ製のディスクユーティリティを使ってハードディスクを復元できる可能性があります。Disk First Aid の使用方法については、コンピュータに付属のマニュルをご覧ください。サードパーティ製のディスクユーティリティの使用方法については、ソフトウェアに付属のマニュアルをご覧ください。
  91.  
  92.  
  93. ハードディスクを初期化する
  94.  
  95.  ハードディスクを初期化するときは、コンピュータや Mac OS 製品パッケージに付属のマニュアルをご覧ください。ハードディスクの初期化が終了して、システムソフトウェアをインストールした後は、コンピュータを再起動せずにそのままドライブ設定 1.3.1 を使ってハードディスクをアップデートしなおしてください。アップデート方法については、この書類の“ドライブ設定 1.3.1 を使ってハードディスクをアップデートする”の項目をご覧ください。
  96.  
  97.  
  98. ヒントとトラブルシューティング
  99.  
  100. ・ 省エネルギー設定と共にドライブ設定を使う
  101.  
  102.  ドライブ設定でディスクのテスト等のファンクション操作を行う場合、ドライブ設定の作業中にハードディスクの回転が停止するのを防ぐため、ドライブ設定を使う前に“省エネルギー設定”コントロールパネルを開き、ハードディスクのスリープオプションを“しない”に設定してください。
  103.  
  104. ・ ボリュームを手動でマウントする
  105.  
  106.  ドライブ設定は、ハードディスクを初期化するときにパーティションを設定していくつかのボリュームに分けることができます。カスタマイズボリュームダイアログの“起動時に自動マウントする”オプションを使うと、コンピュータの起動時にボリュームを自動マウントするかどうか選択することもできます。バージョン 1.3 以降のドライブ設定は、仮想メモリ使用時に適切な操作を行うためにボリュームの自動マウント方法が変更されました。このため、新しいボリュームのマウント方法をサポートしていないディスクユーティリティ(バージョン 4.3 の SCSI Probe 等)を使ってボリュームの手動マウントはできなくなりましたが、ドライブ設定を使ってボリュームを手動マウントすることができます。
  107.  
  108. ・ システムソフトウェア以外のソフトウェアを再インストールする
  109.  
  110.  ご購入いただいたコンピュータの機種によっては、システムソフトウェア以外のソフトウェアもインストールされて出荷されているものがあります。コンピュータに付属の“再インストール”CD を使ってシステムソフトウェア以外のソフトウェアを再インストールするときは、ソフトウェアを再インストールする前にドライブ設定を終了してください。ソフトウェアを再インストールするとき、ドライブ設定が開かれているとデスクトップ上に CD のアイコンがあらわれないことがあります。
  111.  
  112. ・ 初期化が完了するまで待つ
  113.  
  114.  まれにドライブ設定はディスクの初期化が完了していないにも係わらず、初期化が完了したように表示することがあります。作業を続ける前に、デスクトップ上に新しいボリュームのアイコンがあらわれるのを待って、作業を続けてください。
  115.  
  116.  
  117. 重要:上記を試してもコンピュータの画面に“?”マークが点滅したり、他の問題が見つかったときは、コンピュータに付属のマニュアルのトラブルシューティングの章をご覧ください。
  118.  
  119.  
  120. ドライブ設定のアップデート履歴
  121.  
  122. ・ バージョン 1.3−Mac OS 8 がサポートしているすべてのコンピュータで使用できるようにアップデート。Mac OS 8 のアピアランスに対応。Ultra SCSI-2 Fast/Wide ドライブの増加したスループットの利点をすべて採用。
  123.  
  124. ・ バージョン 1.2.5−Power Macintosh Workgroup Servers 7350 および 9650 用の限定リリース。他のコンピュータでの使用は推奨しない。以降のバージョンに取って代わられた。
  125.  
  126. ・ バージョン 1.2.4−ID 7 より大きい SCSI ID のドライブ(SCSI-2 Fast/Wide)にアクセスできるようにアップデート。バージョン 7.1.2 またはそれ以前の Apple HD SC Setup で初期化した後、ドライブ設定 1.2.2 でアップデートして破損したディスクの修復機能を追加。
  127.  
  128. 重要:Apple HD SC Setup は 68k プロセッサ搭載の古い Mac OS コンピュータでのみ使用することができます。
  129.  
  130. ・ バージョン 1.2.3−Perforama 6400 シリーズコンピュータのハードディスクで、ハングアップを発生させる大きなサイズの読み書きの問題を修正。
  131.  
  132. ・ バージョン 1.2.2−保護されたボリュームの認識方法を改善。Mac OS 7.6 インストーラとの互換性のためにいくつかの小さな変更を行った。
  133.  
  134. ・ バージョン 1.2.1−ヨーロッパ市場で発売されたいくつかの Power Macintosh コンピュータ用の限定リリース。他のコンピュータでの使用は推奨しない。以降のバージョンに取って代わられた。
  135.  
  136. ・ バージョン 1.2−PCI バス搭載 Power Macintosh 用の SCSI MESH patch を追加。ATA ハードドライブを内蔵した 68k プロセッサ搭載の Mac OS コンピュータをサポート。
  137.  
  138.  
  139. © 1997 Apple Computer, Inc. All rights reserved. Apple, the Apple logo, Mac, the Mac OS logo, Macintosh, Performa,  PowerBook, and Power Macintosh are trademarks of Apple Computer, Inc., registered in the U.S. and other countries. Disk First Aid and Finder are trademarks of Apple Computer, Inc.
  140.  
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  142. 10/8/1997 更新
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